余談ですが・・・
美帆さんの名誉のために、付け加えておきます。
作品を変身させたA君は別に大意はなく、工房を片付けた時
その辺に転がっていたマネキンの首の置き場にこまって、
とりあえず・・・・とのことでした。
もちろん、卒展(卒業制作展)の会場では本来の姿で展示されていました。
ちなみに、題名の グレゴール とは
「ある朝、グレゴール・ザムザが不安な夢からふと覚めてみると、
ベッドのなかで自分の姿が一匹の、とてつもなく大きな毒虫に
変わってしまっているのに気がついた。」 と言う一説で始まる、
フランツ・カフカの「変身」の主人公です。

題名と作者の造形心理はどこかで一致している場合が多いです。
特に抽象的な作品を鑑賞する時は、題名と作品を見比べて、
作者からのメッセージを受け止めてみるとよくわかると思います。

カフカの「変身」はもう古典の部類に入っているのかもしれませんが、
大変短い短編です。でも、奥が深いです。
興味のある方は、ぜひ・・・・
「2003新潮文庫の100冊」にも取り上げられています。
わたしも、 久しぶりに読み直してみました。


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